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スーパーの精肉の仕事内容は?寒くて大変って本当?

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今仕事を探していて、スーパーの精肉の仕事が気になっている方へ。

精肉の仕事ってどんなことをするの?キツイって話を聞くけど実際どうなの?と思っている人に向けて、私が精肉でパートをした実体験をもとに紹介していきます。

スーパーによって仕事内容は異なると思いますので、一例として参考にしてもらえたらと思います。

目次

スーパーの部門は何がある?

今回は精肉部門について紹介していきますが、スーパーは複数の部門があります。

  • 精肉部
  • グロサリー部
  • 青果部
  • 鮮魚部
  • レジ部
  • 事務部
  • 総菜部
  • ベーカリー部

どこのスーパーもだいたいこのくらいの部門に分かれていると思います。

いろんな部門があるので、スーパーで仕事がしたい人は精肉部以外にも候補に入れてみてもいいかもしれませんね。

スーパーの精肉の仕事内容

では、精肉部にはどのような仕事があるのか紹介していきます。

仕入れ・在庫管理

まずは精肉を仕入れて管理する必要があります。

数社と取引を行っているため、各会社の値段を比較してこのお肉はA会社から、こっちのお肉はB社からという風に仕入れをします。

お肉以外にもシールや手袋など作業に必要な道具なども減ってきたら発注する必要があります。

これらの仕事は主に社員さんが行う仕事です。

肉のカット・加工

精肉の仕事で1番イメージするのは肉をカットする作業ではないでしょうか。

肉を切ると言ってもいろんな種類があります。

1,包丁で切る

大きなブロック肉を小さめのブロックに切ったり、焼肉用の肉を切るときも包丁を使うことが多いです。

2,スライサーを使う

スライサーという機械を使って主に薄切りの肉を切ります。スライス肉やしゃぶしゃぶ用の肉などを使う時に使用します。

3,肉を挽く

挽肉用の機械を使って、挽肉を作ります。

お肉を切る作業の他にもタレを混ぜて味付けのお肉を作る作業もあります。

カットしたり味付けしたお肉はトレーや袋の中に入れます。

ここまでがカット・加工の仕事です。

スライサーを使って綺麗にカットしたり、見栄えよくトレーに並べたりするのは熟練した技術が必要です。

一人前になるには数年かかると言われています。

この作業も社員さんや男性が担当することが多い仕事です。

値付け・包装

お肉がカット・加工され、トレーや袋に入った状態のものをラップをかけたり、値段をつけたりする仕事です。

ほとんどのスーパーではオートパッカーと呼ばれる機械を使って作業します。

オートパッカーとは自動で計量、値付け、ラップまでしてくれる優れた機械のことです。

基本的にはトレーを置くだけですべて完了するので、作業自体は簡単です。

そのためパートさんが担当することが多い仕事になります。

社員の人も入社したらまずは値付け・包装の仕事からスタートすることが多いです。

品出し・接客

値付け・包装が終わったら売り場に並べていきます。

基本的には新しいものは下や奥の方へ、古いものは上や手前の方に並べていきます。

品出しのタイミングでお客さんに声をかけられたりするので、その際はお客さんの対応をします。

お客さんに聞かれる内容は、商品の場所やお肉の部位、調理法などです。

ガッツリとした接客ではありません。

値引き

値引きも大事な仕事です。

値引きするタイミングはスーパーによって異なりますが、オープン前や夕方に値引きすることが多いです。

できるだけ売れ残りを出さないように、廃棄にならないようにすることが大切です。

期限切れの商品が売り場に残っているとクレームに繋がるので、重要な仕事の1つです。

清掃

掃除は主に売り場と作業場を行います。

売り場は朝(開店前)に掃除します。作業場は一通り仕事が終わった1日の最後に行います。

売り場を綺麗にするのはもちろんですが、作業場が汚れていると食中毒などに繋がるので掃除は欠かせません。

精肉の仕事の大変なこと

精肉の仕事って大変なイメージがあるかもしれませんが、具体的にはどんなことが大変なのでしょうか。

実際に感じたことを含めた大変だな、ツラいなと感じることをまとめました。

覚えることが多い

とにかく覚えることが多いです。

まずは肉の種類を覚えないといけません。

普段料理をしない人にとっては、一から肉の種類を覚えるのはかなり大変に感じると思います。

料理をする人でもいろんな種類の肉を使っていないと全種類を覚えるまでは時間がかかります

肉の種類は大きく分けると牛、豚、鶏ですが、その中でもかなり細分化されていきます。

例えば…

【牛・豚】モモ肉、肩肉、肩ロース肉、バラ肉…

【鶏】モモ肉、ムネ肉、手羽元、手羽先…

他にも骨付き肉や内臓系などがあったり、すき焼き用、しゃぶしゃぶ用など挙げたらキリがないくらい種類が豊富です。

お肉の種類以外にもトレーの種類産地製品番号機械の操作方法トレーへの入れ方などを覚える必要があります。

ここまで挙げてきたのは仕事内容のほんの一部です。

とにかく覚えることがたくさんあるので、最初はかなり大変に感じると思います。

作業場が寒い

お肉は生ものや冷凍ものを扱います。

そのため、作業場も冷房が入っているので寒く感じます。

特に冬は地獄のような寒さです。できるだけ厚着をして作業しないとキツイと思います。

また冷えている肉を扱うということは、手もかなり冷たくなります

寒さに弱い人や末端冷え性の人には特にツラく感じると思うので、かなりの覚悟をしておきましょう。

開店前は超忙しい

開店前は1日の中で一番忙しい時間帯です。

前日で消費期限が切れている物は廃棄し、足りない商品は仕込みを行います。

開店したタイミングでできるだけ全ての商品を陳列するために朝はひたすら肉を切って品出しをしていきます

そのため朝のスーパーはバタバタしていて、中にはかなりピリついている場所もあります。

会社に入りたての時はこの忙しさ、ピリついている雰囲気がツラく感じるかもしれません。

想像以上に重労働

まずは立ち仕事なので足腰はかなり使います。

売り場にお肉を出すときにかがんだりするので、腰に負担がかかります。

納品されたお肉は10~20㎏くらいの塊になっていたり、箱にまとめて入っていたりします。

そのお肉を持ち上げたり運んだりします。

重いものを運ぶのが当たり前になるので、力がない人や足腰が弱い人は大変に感じると思います。

独特な匂いがする

精肉の作業場は生肉の独特の匂いがします。

しっかりと清掃をしていますが、毎日生肉を扱うのでどうしても生肉の匂いが付いてしまいます。

作業場だけにとどまらず、制服や髪の毛にも生肉の匂いが付きます。

普段は大丈夫でも体調が万全ではない時に気になってしまう場合もあるかもしれません。

苦手な人にとってはかなり苦痛に感じると思います。

精肉の仕事に向いている人

身体を動かす仕事がしたい人

立ち仕事で力が必要な仕事ですので、体を動かす仕事がしたい人にはピッタリです。

じっとしているのが得意ではなく、座っているより立ち仕事がしたい人にはオススメします。

運動不足解消にも繋がります。

黙々と作業がしたい人

品出しの接客時以外は基本的に作業場にいます。

そのためほとんどお客さんと話す機会はありません。

接客が得意ではない人自分の作業に集中したい人は向いている仕事です。

自分から質問できる人

みんなが黙々と仕事をしていることが多いです。

それぞれ自分の作業に集中しているので、分からないことがあったらこちらから聞く必要があります。

最初は分からないことだらけなので大変かもしれませんが、疑問点は自分から人に聞けることが求められます。

受け身の姿勢より、積極性がある人は向いている仕事だと思います。

まとめ

スーパーの精肉の仕事は大変なのか?についてまとめてきました。

正直精肉について知識がなかったり、体力がないと大変に感じると思います。

しかし、仕事内容を覚え慣れてくると意外と簡単な仕事です。

体力的な問題と寒さ対策さえできれば大丈夫です。

もしスーパーの精肉部で働きたいなと思っている人は、初めの大変さを覚悟したうえで飛び込んでみてください。

新しい仕事を頑張るあなたを応援しています。

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この記事を書いた人

こんにちは!ご訪問ありがとうございます。
転勤族を楽しんでいる20代主婦のぱやみです。

食べることや旅行に行くことが大好きです。

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